ks

Cupcake CNCその4

その４ですが、先週とまとめて報告を。

先週はカフェに３名のお客さん＋働いている人２人＋自分という布陣（というか口と手を出すオーディエンス）のおかげで問題点はそろそろ絞られて来たような感じです。

つまり結局まだうまく動いていないんですが。

僕自身は、ボタンを押すだけの役立たずなのですが、何人か居ると、とにかくいろんな視点から、ここが悪いんじゃないのとか、意見が出て来て、いろいろ試して最終的にはマザーボードかケーブルかコネクタが変なんじゃないのというところまで行ったのが先週でした。

んでケーブル作り直してみようとかいうことになって、結局今週それやったかというと、やってないという。なんでかというと、今日はパソコンの電源を忘れて全然CNCできなかったうえに、

今日はゴミが中に入ってしまった私のデジカメを直すために、外野のみなさんには止めといた方がいいんじゃないの、と言われつつもデジカメを分解し、いざ分解してみたらあまりに精密だったため、二度と組み立てられなくなるのが怖くなって、ゴミをとることはとっくに忘れて、冷や汗をかきながら、なんとか元の状態まで組み立てたところで、カフェの時間が終わってしまったからです。

今日の大きな成果は、なぜか組み立て直したらデジカメからゴミが消えていたというところかな。ただし今日昼間に、すでにあきらめて２台目のカメラをアマゾンで買ったばっかりだったので、なんだかなあ。

ちなみにデジカメはリコーのCX1です。ちょっと分解してみた感じからして、分解はかなり怖い感じもしましたが、実際に分解してゴミが消えたことも事実なので、やってみてもいいかもしれません。実際レンズがからはゴミが消え、元通りに復活して今では快適に動いています。

話がCupcakeからそれてしまいましたがまた来週続きを書きたいと存じます。

 

MTM06おもろかったー

明日もありますが、１日目終了しました。Make Tokyo Meeting 06

まずは僕の展示が、MTM全体の印象を万が一、下げることがあったとしたら謝りたい。もし自分のをみてあーつまらんなと思った人が居たらら、さくっと忘れてください。だって他の展示は本当に面白いものばかりです。

自分のブース、それなりにみてくれる方は常に居て、でも１人でやっているから、ご飯とかトイレに行っているような、まとまった時間がなかったけれど、途中で自分のブースを離れて他の出展を見に行ったら、楽しすぎて自分のブースに戻れない。それくらいこのイベントは面白い。

主催されているMakeの方々には本当に感謝。自分はなにげなく出展しているだけだけど、懇親会とかまであって、なにもかも問題なく楽しく１日を過ごせるのは、きっととても優れた設計なんだろうと思います。ありがとうございます。

今日、僕の展示をみてくれた方にも。あんなに沢山展示があって、面白いのがが片っ端から並んで居る中で、計らずも僕の話を聞くことになってしまった方には、、嬉しいす。そしてがっかりされていたらすみません。

 

船田さんと言葉を交わせたことは光栄です。

Cupcake CNCその3

また月曜がやってきて、今日もCupcakeをやった。やったといっても相変わらずうまくできていない。本当は今日のカフェが始まる前に予習するつもりだったのがやる時間がないままで、またもやよくわからないけどやってみる的な進め方になってしまった。

結論は今日は、なんだかわからないが１度はそこそこうまくいった。先週はそれができなかったのだけど、本日は、エクストルーダーが層毎にすこしずつ上に上がって行ってくれた。そしてその理由は不明だ。

なぜ今日はうまくいったのかよくわからないけど、今日と先週との違いは、今日は水星工房さんのページに書いてある通り、コインを試したということだ。自分でモデリングした直方体ではなくコインだった。（てかそれが絶対それがうまくいった理由だろという気が今思うとする。するけど、なんでって言われるとわからない）

なんにしても今日得たことそれだけ、、くそう、どこかできっちりとCupcakeのウェブサイトをきっちり読まねばならない。次週はまたMake Meetingの翌日だから相変わらずできないままになってしまいそうだけど、再来週はなんとかやりたい。

ところで今日は初のバイト代が出たので、先月から欲しかったArduino UNOを買った。さらに帰りがけにビール買って、親からもらったわさび漬けで今まさに飲んでるところだ、あーおいすぃー。やっぱり「のざくらや」のわさび漬けはうまいな＝ー！

と、こう書くとまるで「のざくらや」って有名なのかと思うかもしれないが、僕は全然知らないし、検索しても出て来ない。でも静岡市葵区にある「のざくらや」のわさび漬け。いいすよ。なんというのかこう、乾いた感じがね。

さらに今食べ始めた「魚秀」の竹輪もうまい！浜名湖舞阪の魚秀の竹輪だそうです。身がぎっしりつまってます。

というわけでまた来週Cupcakeの進捗をお伝え致します。

Cupcake CNCその２

ハンダ付けカフェにあるCupcake CNCを動かそうということで、先週から毎週月曜日に勉強＆実験をやることにして、今日２回目を終えてわかったことなどをいつもながら適当に殴り書きしておくことにします。

ちなみに今回はスイッチサイエンスと同じ建物３３３１にヒマナイヌさんが入居されているので、ちょっと行ってみたところちょうど川井さんが誰かと話していて、その相手の方がガジェットカフェのオープニングイベントで見たPrintwittsの制作者の永山さんで、その永山さんがヒマナイヌの後スイッチの金本さんに会いにこられ、そのままハンダ付けカフェになだれ込んでくれてCupcake CNCを動かすのを手伝ってくれたので、僕が一人でやるのに比べたらかなり進捗したと思います。（上の文章、思いつく限りリンクを張ってみました、ふー。）

結果から言うとまだまともにはプリントできていませんが、、、

ところでCupcake CNCですが、日本語の情報が少ないです。英語の情報だと逆に分量が多くて大変だなあという感じ。そんな中こちらの水星工房さんのページには助けられました。エクストルーダーからABSが出て来ないのを直すことができました。部分的にしか見れていませんが、そのほかにも沢山のTipsがつまっていそうです。

というわけで、前置き長かったですが、今日わかったことまとめです。ちなみにこういったCNCなんかの知識が少しでもある方にとっては、そもそもそんなことすら知らなかったのかお前は！と思うかもしれません。

１． 台座とエクストルーダーの距離がやたら離れすぎている感じがしたら、それは確実に離れすぎていると思う。これを直すには、ReplicatorGのMachine > Control Panelを開いてまずはStepper Motor ControlsをDisableしておいて、手でエクストルーダーの高さをベルトを回して調節する。エクストルーダーの先っぽと台座が、ABSの出てくるサイズの半径くらいまで近づける。だいたい１〜２ミリくらいかな。あとは台座の位置もエクストルーダーの先っぽが真ん中になるようにする。そうして調整しおわったら、Set Zeroボタンを押す。

２．Motor Speedは200付近に設定するベキなようだが、ま、255にする。Target Temperatureは220にする。Jog Sizeは多分１０mmで良い。このあたりは、MakerBot Operatorsにもある。

３．Generate G-Codeボタンを押した際にChoose a skeinforge profileダイアログが出て、そこにEditボタンがある、このボタンを押すとZ軸のレイヤーの高さを指定するためのCarveボタンが出てくる。Layer Thicknessを変更すれば、G-CodeのLayer Thicknessに反映される。ちなみにこれを弄る必要は普通は無いんじゃないだろうか。

４．なんでいじったかというと、どうも3Dをビルド中にエクストルーダーの高さを調節するZ軸のモータが全く動いていないような気がしたから。もともとcupcake-mk4-absでは0.36となっていたが、実験的に1にしてやってみた。結局それでもZ軸は動いていないように見えた。そしてこれは解決できないまま、本日のカフェの時間が終わってしまった。

５．オブジェクトはPut on platformボタンでステージにぴたっと乗っけることができる

６．エクストルーダーは一番最初、にゅーっとエクストルードする。そのあとエクストルーダーがステージの端っこに移動する。最初にエクストルードしたABSはステージに残って固まりになってビルドの邪魔をすることがあるので、今日はエクストルーダーがセンターから履けた瞬間にピンセットとかでさっと取り除いていた。しかしこれが正しいCupcake CNCの使い方なのか非常に疑問なまま。

７．エクストルーダーがエクストルードしないような時は、後ろから「アイドラープーリー」が凄くゆっくりではあるが回っていることを確認したほうがいいかもしれない。ちなみにちょこっと手でABSを押し込んでやると出始めたりする場合もある。

８．ReplicatorGのMachine > Control Panelのreverse, stop, forwardのセレクタは、エクストルーダーの裏側にあるモーター回転方向のこと。forwardでABSの線を下に運ぶ方向に回る。（勘違いがあってこの文直しました。）

多分今日わかったことは一通り書けたような気がする。多分来週月曜にはちゃんとモデリングできるんじゃないだろうか。それまでにネットの情報をある程度読んでおけばなんとかなりそうだ。

しかし、ほんとに水星工房さんのTips情報と、このポストのすごい違いを感じる。書いててどれだけ自分が低次元なことをやっているのかと思うと辛くなって来た。このブログを見る意味ほとんど無いんじゃないだろうかという気がしてきました。といいつつまた来週月曜続きを書く事にします。

Flash生成サーバーの負荷テスト

最近ちょっとFlash生成サーバーの負荷テストをしてます。負荷テストの結果はこちらにアップしています。

http://www.gswf.jp/spec.html

他の生成サーバーと比べてどうなんでしょう。僕は早いと思っているんだけどそうでも無いのかな。。他の生成サーバーやっている人が見ていたらコメント大歓迎です。ですが、アクセス数からしてこのブログを見る人少ないだろうし、あまり期待せず。

いまさらガラケー？Flash Lite1.1？という話はありますが、ふーんだ。

パーソナル・ファブリケーション

しばらく前から電子工作的なことを初めて、それに関わるアルバイトなども始め、度々人と話をする際に「最近電子工作をやってる」、みたいな説明をしていたんだけど、なんというか微妙にその言葉は不十分な感じがしていた。と、今は思う。イヤ実際本当にそう思っていたような気がする。

少し前に、自転車を組み立てることに興味が出た。例えばホイールを作るとかいったこと。工場で作られる完全なかっこいい製品をいいなーとほれぼれ眺めるのと違って、自分で作った方が楽しいだろうし、費用は安くて、性能は低かったとしても自分で作ったものだから愛着を持てる。

同じように、畑で何か育てそれを食べるとかいったこともやったことは無いけど、共通したものがある。そして電子工作というのもそれに近い行為のように思う。

結局これらに共通しているのは、少しの消費と、沢山めの勉強、失敗を繰り返しつつ知恵を得ていく時間、といったものが必要で、お金の占める割合は小さいのだが、それでも楽しいという類いのものだと思う。

こういった所謂DIYと言えるものの内、電気に関わることが多く載っている雑誌がMakeで、電子工作をかなりやり易くしてかつ普及したのがArduinoというデバイスで、そういったものを見たり体験して、自分の中にDIYするという気持ちが芽生えてきたのではないかと思う。

または、思い出したのかもしれない。１５年くらい前にマックの中のビデオをコントロールするフィジカルなコントローラーを作りたかったけど、作れなかったこととか思い出す。

そういった中で３日ほど前にCupcakeCNCのことを調べているうちに、Fabという本があることを知った。ニール・ガーシェンフェルドのFAB。日本語翻訳版は中古しかなく、Amazonではものすごく高いんだけど、英語版だと１０００円くらいなので買った。ものづくり革命-パーソナル・ファブリケーションの夜明け-ニール・ガーシェンフェルド

この日本語のタイトルにもある「パーソナル・ファブリケーション」という言葉はまずとってもいい響きだったから、そうそうつまり電子工作とかじゃなくて、パーソナル・ファブリケーションなんだよね、とまず思ってしまった。

本が届いて、この本も英語が沢山（てか英語本）なので、多分本当にちょっとしか読まないことになっちゃいそうだけど、とりあえず最初のKellyのところだけ読んだんだけど、良かった。

MITの学生ケリーさんがScreamBodyというモノを作るためにいろいろ勉強しながら作るのだが、著者が書いている通り「彼女はScreamBodyをマーケットのニーズに合わせてつくったのではなく、彼女が欲しかったから作った」。

なんで人名が見出しになっているのか、というところもなるほどね。と思う。マーケットじゃないから。一般化とかして説明する話じゃなくて、その人の話だからという。

2005年の本なんだけど、とてもいい内容じゃないかと（冒頭しか読んでないが)思うので、できれば日本語版を手に入れたい。こうして書籍になっていたり、PDFなんかでもいいけど、ある程度まとまっていると、１つの文化として認識できて、同感する人も沢山いるはずだと思う。

ここのところ自分は何をやりたいのと、自分にいつも聞いているんだけど、要は、僕はそういうことが世の中でより普及したら良いと思っていて、正直なところそれに関わることを仕事にしていきたいと思っている。ただ、どのような仕事が今の自分にあり得るのかが分からない。

買うなら自分の夢を作るための道具を買いたい。人の夢は要らない。という風なことを思う。かなりひねくれて世の中を見てしまっているかもしれないけど。

いろんなものがiPhoneアプリやiPadアプリになって、いろんなものが高品質なTouchで動くようになっていく。そうなってしまったら、そういう乾いた世界に緑を植えるように、自分だけのローファイなジョイスティックを作ると思う。

CupcakeCNC

makerbotのCupcakeCNCという3Dプリンターを試してみました。バイト先にあるのです。

使い方は全く分からないので１からこのハウツーを見つつ見よう見まねで試して、なんとか２時間後くらいにはプリンタが動いたのですが、残念ながらABSをニョロニョロ出す部分がつっかえていたらしく、ちょっとしかニョロニョロ出ないまま本日は終了でした。（台座は必死で動いていました。）

プリントはPCのReplicatorGのボタンで実行するんですが、確かにプリントする前に「ニョロニョロんところ、奇麗にしてあるよね？」的なことを聞かれて、うーん知らんけどOKじゃないかなっと思ってOKボタンを押したところ、OKではなかった模様。

しばらく使っていなかったからなのかもしれないです。次に使う時はまず掃除してからやろうと思います。

しばらくこのCupcakeCNCについて色々知識を貯めて行きたいので、情報は別途どこかにまとめていきたいとは思いますが、今日のところは、ともかく新鮮な頭で備忘録ということで、今日の収穫を書いておきます。

１．CupcakeCNCにはAC/DCをしている電源部分のスイッチと、全体をコントロールしているメインボードの電源の２つがあって、メインボードの電源を入れないとダメ（当たり前かもしれないですが、でもしばらく動かないなーと悩んでいました。）

２．ハウツーではSkeinforgeとReplicatorGを使っているが、既にSkeinforgeはReplicatorGの機能として取り込まれているためSkeinforge単体は不要。ReplicatorGがあればいい。結局本日使ったソフトはモデリングをBlender、BlenderでSTLとして書き出したファイルをReplicatorGで開いて、スケールとか位置を調整してプリントしました。

３．ハウツーに書かれている通り3Dプリンタで出力させるにはそれなりに3Dモデルの編集が必要。具体的にはDoubled Verticesの削除と、Manifold Pointの削除をBlenderとかのモデリングソフトでやる。

４．CupcakeCNCのファームウエアは少し古くUpdateしようと思ったが、しなくてもプリントできた。というよりファームウエアのUpdateの仕方が最後までわからないままで、あきらめた。これは次回また挑戦。

５．本日使ったCupcakeCNCは、RepRap Motherboard V1.2とExtruder Controller V2.2とStepper Motor Driver V2.3で構成されている。これらは基盤にプリントされているので確か。

６．結局出力されなかったので分からないが、台座部分の動きからして多分１辺1.5cmくらいの立方体を出力しようとして、extruderのウォームアップが１分くらい、予想レンダリング時間が２分ちょいくらい。

７．ReplicatorGのシリアル通信ポートは/dev/cu.USBSerial-xxxx（MacOSXの場合）を選ぶ。

こんな所でした。