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Transmit (Mac OSX) : ogvをAmazon S3にアップするならcontent typeを設定しよう

げー４時間くらいかかったこんなことのために

Amazon S3にアップしたogvファイルがFireFoxでみれないから何でってことで散々自分が初心者だからHTMLとかJSとかを疑ったあげく、どうやらcontent-typeポイなと気がつき.htaccessを置いたものの全然反映されない。

.htaccessの権限設定をいろいろ弄ってみてもダメなので、調べたら,htaccessはS3では使えないことを知り、さらに愛用（愛してないけど。もう）のMacOSxのTransmitでcontent-typeを後から設定できないっぽことがわかり

んじゃあってことでs3curl.plを入れたが、またこれが、、warningかなんかが出たので、インストールのREADMEとか読んで訂正してやってみたがやっぱだめで、どうもわかんないがTransmitとの併用がいけなかったのかなんなのか、

とにかくダメだこりゃと思って今度はRubyのAWS::S3を試してBucketから作り直したらとりあえずうまくいって、content-typeも設定できました。

が、どーもこっちもこっちで作ったbucketがTransmitで権限変更ができなくてそれは未だに解決していないんだけど

とにかくですね、TransmitでogvをS3にアップする時に、アップロードヘッダをcontent-typeをvideo/oggにするように設定しておけば良いらしいことがわかりましたよ。S3のアップ時のヘッダ情報ってどこに書いてあるんだろうか。それが１瞬で検索で出て来ていたら、あとTransmitのヘルプにももうちょいサンプル的な情報があればねー。この問題の解決は２時間は早かったようにおもわれりる。

設定はここっすよ。私と同じ問題に引っかかっている人が居たらこれで直ったら幸いです。

１点、良かったなという発見はAWS::S3結構使い易いなあというところです。これをベースにBatch処理用のスクリプトを作ったらいいかなと思いました。ふあーーーーーー。

んでそういえばogg／h264問題ですけど、HTML5のvideoのデータとして利用できる動画フォーマットが２種類になってしまって、大変やりにくいのですが、これも本当にAppleの戦略のすばらしさが光っておりますね、どうもありがとうAppleさん！

レイバー・アズ・ア・サービス

少し前にMTurk（ amazon mechanical turk )を使ってみようと思ったわけです。随分前から存じてはいましたが、本気で使ってみようと思った訳です。結局まだ発注できないでいますが。

MTurkはLabor as a ServiceとかCloudSourcingとかMicro Laborとか言われている、クラウドを使った仕事市場です。

MTurkはかなり安い仕事が多く、２円とか、２０円とかの仕事がほとんどという印象です。

コマンドラインやAPIで仕事を発注したりボーナスを与えるというあたりがすごくて、概念的になりますが、例えばiPhoneアプリの中に人を埋め込める、ということになるわけです。そして世界中にワーカーがいるというところがワクワクさせるポイントです。

発注は今の自分の環境では出来ないのですが、仕事を受注することはできます。

実際に経験してみようと仕事を探しましたが、日本語で仕事内容が書かれたものはあまりなく、１つ見つけた仕事はamazonが出しているHITで、「商品のカテゴリ名を考えてください」という仕事。言語センスの無い自分には全然適当な名前が思いつかず、報酬も全く見合わない額だったのでそれはやらず。

何かの大学の調査の奴らしきHIT（１円以下で単にボタンをクリックするだけ）をやってみて、あとはデフォルト英語が超普通にできないと辛いかなと思ってほとんど経験らしいことはしていません。

ともあれ、夢のようなシステムのような気もすれば、とんでもないシステムのようでもあって。例えば

Tukers nation

というMTurkの労働者のコミュがあるのですが、「みんな幾ら売り上げた？」という質問に、いろいろ方がコメントしていて

「うちの近くには仕事が全然ない。だから毎日MTurkやってる。でも、今年に入って数万円。これじゃ全然生きて行けない。」「MTurkを使えばリッチな奴らはよりリッチになれる。そして貧乏人はより貧乏になるんだね。」とかネガティブな意見。

（１ヶ月くらい前に、僕の英語力でそう読み取った。という話です。ちょっと記憶も定かではなくねつ造した内容になっているかも。ま、雰囲気的にそうだった感じということで。）

働いているのはアフリカとかインドとかの人が多いのかなとか思ったのですが、米国本国の人も沢山いるのだと思います。

そもそも労働者となるにはAmazon.comに登録しないといけないので、少なくともクレジットカードはいるのではないか。そういう意味では本当に貧乏な人達がこれを使うということは無いのではないかな。

以前何かで読んだのが、退役軍人の方が社会復帰のリハビリ的にやってみているとか、健康的な話でした。でも真剣に労働者として稼いでいくのは非常にむずかしそうですね。

ちなみに、最初に書いたはてな人力検索もCloudSourcingと考える事もできる。僕はあまり使い慣れてないので、というのもありますが、例えば１人の回答に６０円くらいだったか支払ったことがあります。（回答の品質が良かったから奮発したというわけではなく。）

もしもそれと同じ内容の質問をMTurkでするとしたら、２円くらいの仕事として発注するのが普通かなと思います。いや、質問が日本のサイトを探すという特殊なものだから、奮発して２０円に設定するかもしれないです。でもそれくらいだと思う。

もちろんMTurkと、はてな、ではシステム自体が違いますから、金額だけでの比較では適正ではないですけどね。

さてそれで、いったいみんなどんなことをHIT ( Human Intelligence Task )しているのか、しばし眺めたのですが、こんな風です。ちょっと面白いです。

Stumbleupon（というリコメンドするサイト）で（指定のURLを）「これいいね！」にして簡単にコメントしてください。

YouTubeで（指定のURLの）ビデオについて、全部ランク５を付けてポジティブなコメントをしてください。

科学、芸術、哲学の分野で重要な出来事の日付を教えてください。

（指定のURLを）サイトを見てどう思ったか教えてください。

３次元の形状に色を塗ってください。

自分が体験したロマンティック、もしくは笑えるプロポーズを教えてください。具体的に。１２０単語以内です。

（指定の）１０の文章について韓国語→英語翻訳お願いします。

（指定の）画像に表示されている物体を囲む矩形を描いてください。

２５０単語で何でも記事を書いてください。（指定の単語のうちどれかを１つ使ってください。）

ウディアレンの真似をしてください。ウティアレンの声で”スーザンソンダグ”と言ってください。WAVかMP3をください。

好きなテントを教えてください。どこが好きか。どこが嫌いか。雨でも使えるか。どんな時に使っているか。といったことを教えてください。

（指定の）Flashでできた広告がちゃんと表示されるかチェックしてください。

実際に経験した面白い香水にまつわる話を教えてください。

TransmitでAmazon S3のbucketのデフォルトアクセス権を設定する

 ハッタリでしたすみません。間違い画像は捨てました。

正しいのは以下のパネルです。デフォルトのファイルやフォルダのアクセス権はここで指定します。

こちらのブログで知りました。

 

スクロールド

このサービス早速だけどダメだ。きっと自分しか使わないわ。いつものことだけど。

今１つサービスを作ろうとしていて、巻物という意味でScrollという名前がいいかとか思ったんですが、さすがにドメイン名は取られているので、とりあえずスクロールドと呼ぶことにしました。

最近こういったホワイトボードに書いたような画像をアップ、よくやっていますが、こういう風にやっています。

スクロールドは始めは作るつもりは無くて、もともとこういった撮影環境を用意してビデオや写真を取ってサイトにしようと思ったところが始まりなのですが、最近ブログにポストしているうちに、自分でCMSを作った方が良いなと思い始めてしまい、さらに、「そういえば俺昔からこういうサービス有ったら良いなって思ってたんだ」とか、思い始めたからです。

リコー ケーブルスイッチ CA-1

LPLユニバーサルカメラスタンドUCS-10

この２つはかなり良いです。

jqueryとAdobeとAppleのこととか

結局HTMLとJavaScriptとCSSで何かやるならJqueryがいいぽいということに気持ち的にはなりました。

あー、JQueryね、知ってる知ってるJavaScriptからDBにクエリする奴でしょ、とかずーっと漠然と勘違いしていましたがそうじゃないことを２、３日前に知りつつも、無視していて、でも結局CanvasとかSVGにとか関係なく、普通にサイト作ればいいじゃないかというところに多分落ち着きそうです。

それでJQueryを使うことにしました。JQueryは書くのもらくだし、HTML5が隆盛となった後も大活躍しそうだ、という風に思うからです。

それで、今まだFlashじゃない方のこと、ようやく始めた初心者なもので、わかっていないこともたんとあると思いますが、

FlashをAppleが意図的に動かないようにしている件については、最近自分が思うのは、Scribdの下に貼付けたドキュメントの３ページ目の牢屋に入ったコンテンツの絵です。

これをFlashプレーヤーで見るところが本末転倒だと思うけど。

Scribd in HTML5

３ページ目。もう単純にそういうイメージだという風に自分も納得です。

Flashは箱に入ってるよねと。おっしゃる通りだなと。クローズだとかバグだとかアドビの戦略だとか古い技術だとか、そういったことは自分には関係ないなあと。今作っているものはできるだけ箱に入れたくない、という風に自分が考えているというだけだなと、思います。

さらに言えばCanvasをこねくり回すのも避けたいし、SVGという箱にも入れないでおきたいような気がする。それはなぜっていうところですが、今あまり論理的に説明ができないけど。

たとえで説明するなら、画像とか、ビデオ、テキストを美しい箱にパッケージして見せるより、ソーシャルなカオスの中に放り込んで切り刻まれる方がいい、という風に自分が思っているということだろうと思います。

ちなみにですが、Flashはもちろんいいですよ。デザイナーのほぼ思い通りの表現ができるし、開発速度はHTMLの何倍か早そうだし開発環境も充実しているし、どのブラウザでも動く。そういうレベルにHTMLがたどり着くのはいつなんだろという感じです。

Raphaël

自分のプロジェクトとしてHTML5を使おうとしているのですが、それについての技術的な話です。

HTML5でJavaScriptでCanvasに図を書いたりテキストを書いたりしておーいいなあと思ってましたが、さてこの書いた絵にインタラクションをつけようかな、、、と思って急に固まってしまいました。

ずーっとFlashばっかりだったのでインタラクションを付けるなんてハナクソのような作業だと思っていましたがHTML5のCanvasでやるのは作業量を考えるとあまり現実的ではないなと思います。実際やっていませんからどれだけ大変かは想像でしかありませんが、考えただけでぐったりして戦闘前から投げ出したい感じになると思います。

それで、結論だけ書きますとそういうインタラクションをやろうと思って調べていくとSVGを使うべきだということになるわけです。私は少なくともそういう風に考えました。

ただこれがまたSVGと聞いただけでなんだかなーと、なんかそれはそれであんなXMLを書くのはイヤだなーと思うのが普通。しかしそこは流石、歴史の長いテクノロジーなだけあって、エディターとかも既に世の中にあったりします。

で、そういったSVG関連のものを探していて知ったのは、Raphaëlというとてもいい感じのJavaScriptによるSVGエディタがあるんですよ。もちろんJavaScriptはHTML5に書きなぐれます。サンプルは以下。

 <!DOCTYPE html> <html> <body> <h1>SVG/HTML5</h1> <!-- div class="sample"></div --> <script src="raphael.js" type="text/javascript" charset="utf-8"></script> <script type="text/javascript"> var paper = Raphael(20, 50, 320, 200); // var paper = Raphael(document.getElementById("sample"), 100, 100); var rect_elm = paper.rect(0, 0, 50, 50); rect_elm.attr({fill: "blue"}) var rrect_elm = paper.rect(50, 50, 50, 50, 10); var image_elm = paper.image("R0013758.JPG", 100, 100, 200, 200); var text_elm = paper.text(200, 50, "どーも"); var path_elm = paper.path("M10 200L100 100"); rect_elm.hover( function(event){ this.attr({fill: "red"}); }, function(event){ this.attr({fill: "blue"}); } ); </script> </body> </html>

このRaphaëlですが、結構ググると日本語でも情報が書かれており、正直なところ私が今頃やっとHTML系のことに興味を持って調べたので、知ったというだけで、その世界では結構有名なライブラリなのだと思います。

そもそもRaphaëlはSVGエディタであると紹介するよりも、Flashなしできれいなグラフィックとインタラクティビティを実現できるたった２０KBのJavaScriptのライブラリなのだと説明するべきかもしれません。

まだ上記のコードを書いたにすぎないので分からないことばかりですが、HTML5とRaphaëlでしばらく進めて行ってみようと思っています。

http://raphaeljs.com/

尚、Raphaëlのëを入力することができないとお嘆きのMacユーザーの方は、まず

としてから

ですのでよろしくおねがいします。

そしてこのRaphaelのサイトに行くと、このプロジェクトは煎茶ラボがやってるんだと書いてあるわけです。さらにロゴはわさびキューブさんがデザインされているみたい。

ってか、煎茶さん、わさびさん、どちらの方も日本の方ではないよね？　と思いますが、日本語の社名が増えるのは嬉しいです。今後のご活躍を期待しております。

ちなみに上記のソースコードはUTFのBOMなしで保存する必要があります。

携帯Flashでソケット通信

かなり今さらな内容だということは重々承知しているつもりです。

表題の件できるのかって話ですが、できません。もちろんこれはいわゆる折りたたみ系のフツーの携帯のFlashLiteでの話です。そしていまのところ、の話です。あと僕の知っている情報が万が一古くなっちゃっているのだったらできるかもしれません（すませんね。）

なんで出来ない仕様にしたのかというのはもちろん知らないのですが、ドコモとかAUとかソフトバンクがそういう仕様にしなきゃ載せられないんだよと組み込みFlash Playerのメーカーさんに伝えたからそうなっているんじゃないかと想像しています。もちろん本当に想像です。

このような話に関してはAdobeのFlash Lite3の仕様がどうとか、こうとかいうことは、全然関係の無い話で。Adobeの仕様がちまたのFlash Liteに反映されるのではないのです。

ソケット通信は3キャリアの折りたたみ系いわゆるスマートフォンじゃない携帯Flash liteではできません。スマートフォンについては知らないです。赤×はできないわけ。

それで、なんかそれっぽい事をやるにはどうすんのかっていう話ですが、携帯FlashからサーバーにLoadVariablesして、それを受けたサーバーのプログラムが、先にポストしたようなTwistedとかで作ったようなチャットサーバーに繋いでメッセージを送ればいいわけです。

あたりまえですが、そのメッセージは同じチャットサーバーに繋がっているPCのFlashコンテンツで受け取ることができるわけです。ここまでが図の黒の横向き矢印の流れです。

さらに１歩進んで、携帯FlashからLoadVariablesした時に、それを受けたサーバーがしばらく返事を返さないようにしておき（つまりセッションを切らないで）、たとえばPCのFlashに携帯から投稿されたメッセージを表示し、さらにそれへの返答をPCのFlashからサーバーに送信し、その返答が来た時点で携帯のLoadVariablesのレスポンスに返答を付け加えて携帯Flashに戻してやる、という面倒な処理をすると、携帯Flashを使っている人からは、あたかもチャットができているようにみえるかもしれませんが、実際のところ携帯ユーザーの体感的にはスンゲー待たされる感が高く使い物になりませんというかならなかったです。ここまでが図の黒の横向き矢印の流れ＋青の逆向きの流れです。

で、まあそうは言ってもあたかもチャットできているような感じだと言えなくもない、というシステムが、上記のとおりかろうじてありえるわけですが、根本的にのっけから全くできないのが、push系のことです。

push系っていう言い方は全然一般的じゃないのかもしれませんが、要は、上記のようにLoadVariablesをトリガーとしてレスポンスを待つというのはできるのですが、どのみちレスポンスを受けた時点でセッションは切れるので、（つまりツナギッパではないので）、サーバーから任意のタイミングで携帯Flashにご連絡〜っっていうことができないわけです。これをやるには結局赤のバッテンをつけた接続が必要になるということです。

ちなみに携帯の世界ではFlashCastとかってのがあってPCとは違うタイプのサーバーがあるのですが、そもそもチャットするサーバーではないし、中身は全く知らないですが普通に考えればpushではなく、定期的なpullだろうし、どのみちFlashCastを使ったサービスを小企業がやれるような利用料でもないはずです。

というわけで、携帯FlashLiteでは無理すればチャット的なことができているような雰囲気に持って行くことが、すごくこじつけ的にできなくはないのだが、根本的にあたかもスカイプで誰かに呼び出されたような感じで、唐突にメッセージを受け取るということはできないです。

もちろん、ソケット通信自体が実装されていないというだけのことであって、最初に書いた黒の横向き矢印の流れなら、論理的に可能ということではなくて、実際現実に可能なことであって、しかもそれは結構楽しいコンテンツになるかもしれません。

携帯で地図上を歩くとPCの地図もスクロールする、っていうのをちょっと前までやっていました。自分も。結構おもしろいです。（誰も使わないサービスだったのでやめましたけども。）

Twistedの説明をちょい追加で

私の理解がただしければという前提なんですが、ここ３回くらいポストした内容の概要をまとめますと

Twistedというのがありまして、ネットワーク系のプログラムが作り易いPythonのライブラリなんですが、それを利用して自分でPythonのプログラムを書き、twistdという名前のコマンド（こちらもPythonで書かれている）で実行することで、そのプログラムがデーモンとして動くわけです。

Twistedを利用することで、自分で書く部分のプログラムが、とても分かり易いものになるなあと思った記憶が１年くらい前にあります。

さてそれはともかく、Flashからチャットとかするためにサーバーにソケット通信というのをやる場合、２つのサーバーが必要になります。

１．ソケットサーバー　２．ソケットポリシーサーバー

です。ということはつまり、Flashからソケット通信するためには、ソケットサーバーとソケットポリシーサーバーそれぞれ１つづつ起動することになります。（必ずしもそうではないだろうと言われればそうかもしれませんが、ここでは面倒なことは考えたくないので２つです。）

もちろん２つといってもデーモンが２つということで、１つのハードウェアで１０００個のデーモンを動かしても良いわけだから、物理的なマシンの数の話ではありません。

加えて、もし１台のマシンでFlashもソケットサーバーも動かす場合は、２のソケットポリシーサーバーは要らないです。Flashのセキュリティーポリシーではローカルのソケットサーバーならポリシーサーバーなしで自由に接続できるからです。

前々前回のエントリのコードが１のソケットサーバーで、

前々回のエントリのコードが２のソケットポリシーサーバーで、

それらにFlashから接続確認するためのコードが前回の奴です。

Flashはまず先に２のソケットポリシーサーバーにソケット通信を８４３番ポートで行って、自分のソケット通信の権限を確認します。もしそこで権限があることがわかれば、１のソケットサーバーに接続しに行きます。

ちなみに、それぞれのポストの先頭に追記したとおり、Twistedというシステム（エンジンとかフレームワークとかライブラリと言えるもの）と、twistdというコマンドを取り違えて、Twistedと書くべきところをtwistdと書いてしまっていました。

それから今日指摘されて気がつきましたが、twistdでデーモンを起動するにあたって少なくともMacの場合は

python twistd -y xxxxx.py

ではダメでした。

python /usr/bin/twistd -y xxxxx.py 

としないとなりませんでした。１と２両方を起動するので

python /usr/bin/twistd -y ポリシーサーバー.py 

python /usr/bin/twistd -y ソケットサーバー.py 

という風になります。ただ、やってみて思い出しましたがpidファイルがあるからだと思いますが、同じカレントディレクトリでは２つは起動できなかったので、２つのディレクトリを用意して、そのディレクトリにpyファイルを持って行ってそれぞれそのディレクトリで起動します。もちろんそうでないやり方でもいけると思いますが、私はそうしたという話です。

それから、ファイアーウォールとかを使っているのであれば、ソケットサーバーは任意なので利用するポート、ソケットポリシーサーバーは８４３番のポートをオープンにしておく必要があります。

あと停止するときのことは書いていませんでしたが

ps ax | grep python

とかして動作中のデーモンのプロセスIDを探して

kill プロセスID

すれば良いです。

といろいろ書いたものの、間違ったことを書いている可能性がそこそこ高いので参考迄にということでお願いいたします。

Flexでtwistedのソケットサーバーを試す

TwistdはコマンドであってやっぱTwistedでいいということに気がつきタイトル変更しました。

２つ前のポストからtwistdのソケットサーバーのコードを紹介したので、今回はクライアント側のFlashはどういうものかというののコードです。Flashのはまとまった奴がなかったので、Flexのです。

ポイントというかハマりどころはデリミタ（どこが１つのメッセージの終わりなのかを示すキャラクタ）です。そこのところだけ取り出すとこうです。

sock.writeMultiByte(string + "\r\n", "UTF-8");

これでいけるはず。というわけで、Flashでソケット通信やるなら、２つ前のポストのところからコピペしてもらえれば、とりあえずのプロトタイプはさくっといけるのではないかと期待しています。

twistdですが、実際に使うシーンではポリシーサーバーはそのままでも良さそうですが、チャットサーバーの方はいろいろプログラムを変更することになります。たとえばAさんとBさんで通信させ中に、CさんとDさんで通信させ、２つは混線しない、みたいなことをやるとか、もっとも基本的にはAさんが送った内容はAさんには帰って来ないで他全員にブロードキャストするとか、そういうのプログラムしていくことになります。

twistdの安定性についてですが、ちゃんと試験したことはないです。以前バッチで沢山コネクションを張って見たことがあったのですが、ほとんど記録がありません。クライアントが増えれば単に送信するデータ量が増え反応が遅くはなったと記憶しています。でも落ちたりはしなかったように思います。

些細な記憶から強烈にサバ読みも含めていえば１００コネクションくらいなら結構快適で３００コネクションあたりで遅せーなとかだったような記憶があります。それから知らない間にサーバーが落ちているということはなく、安定しているという印象を持っています。

twistd。コードも簡単だしすばらしいです。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml" layout="absolute" width="160" height="300" backgroundColor="#FFFFFF" horizontalScrollPolicy="off" verticalScrollPolicy="off" creationComplete="init();"> <mx:Script> <![CDATA[ import mx.core.UIComponent; import mx.events.FlexEvent; import flash.net.Socket; import flash.external.ExternalInterface; [Bindable] public var sock:Socket; [Bindable] public var hostText:String = 'localhost'; [Bindable] public var portText:String = "10000"; [Bindable] private var debugText:String = ""; [Bindable] private var sendText:String = ""; [Bindable] private var receivedText:String = ""; private function init():void { if(ExternalInterface.available){ ExternalInterface.addCallback("onBeforeUnload", onBeforeUnload); } } public function onBeforeUnload():void { removeAll(); } private function connect():void { if(sock == null){ sock = new Socket(); sock.addEventListener(ProgressEvent.SOCKET_DATA,handleSocketData); sock.addEventListener(Event.CONNECT,handleSocketConnect); sock.addEventListener(Event.CLOSE,handleSocketClose); sock.addEventListener(ErrorEvent.ERROR, handleSocketError); sock.addEventListener(IOErrorEvent.IO_ERROR,handleSocketIOError); sock.addEventListener(SecurityErrorEvent.SECURITY_ERROR, handleSecurityError); sock.addEventListener(Event.DEACTIVATE, handleSocketDeactivate); sock.connect( hostText, parseInt(portText) ); } } private function handleSocketConnect(e:Event):void{ receivedText = "connected.\n"; sock.removeEventListener(Event.CONNECT,arguments.callee); } private function handleSocketClose(e:Event):void{ receivedText = "closed.\n"; removeAll(); } private function handleSocketDeactivate(e:Event):void{ receivedText = "socket deactivated.\n"; } private function handleSocketError(e:ErrorEvent):void{ receivedText = "socket error.\n"; //removeAll(); } private function handleSocketIOError(e:IOErrorEvent):void{ receivedText = "io error.\n"; //removeAll(); } private function handleSecurityError(e:SecurityErrorEvent):void{ receivedText = "security error.\n"; //removeAll(); } private function handleSocketData(e:ProgressEvent):void{ var string:String = sock.readMultiByte(sock.bytesAvailable, 'UTF-8'); receivedText += string + "\n"; } private function writeData(string:String):void{ if( sock != null && sock.connected ){ sock.writeMultiByte(string + "\r\n", "UTF-8"); sock.flush(); } } private function sendMessage():void{ if(0 < send.text.length){ writeData(send.text); } } private function disconnect():void{ if(sock != null){ sock.close(); removeAll(); receivedText = "disconnect.\n"; } } private function removeAll():void{ if(sock != null){ sock.removeEventListener(ProgressEvent.SOCKET_DATA,handleSocketData); sock.removeEventListener(Event.CONNECT,handleSocketConnect); sock.removeEventListener(Event.CLOSE,handleSocketClose); sock.removeEventListener(ErrorEvent.ERROR, handleSocketError); sock.removeEventListener(IOErrorEvent.IO_ERROR,handleSocketIOError); sock.removeEventListener(SecurityErrorEvent.SECURITY_ERROR, handleSecurityError); if(sock.connected) sock.close(); sock = null; } } ]]> </mx:Script> <mx:Canvas id="mainCanvas" width="100%" height="100%" horizontalScrollPolicy="off" verticalScrollPolicy="off"> <mx:TextInput id="send" x="10" y="100" width="140" text="{sendText}"/> <mx:TextArea id="received" x="10" y="160" width="140" height="127" text="{receivedText}"/> <mx:TextInput id="host" x="10" y="10" width="140" text="{hostText}"/> <mx:TextInput id="port" x="10" y="40" width="140" text="{portText}"/> <mx:Button x="10" y="70" label="接続" width="65" click="connect();"/> <mx:Button x="83" y="70" label="解除" width="65" click="disconnect();"/> <mx:Button x="10" y="130" label="送信" width="140" click="sendMessage();"/> </mx:Canvas> </mx:Application>

twistedでやる 対Flash用 ソケットポリシーサーバー

先にも書いた通りTwistdはコマンドであってやっぱTwistedでいいということに気がつきタイトル変更しました。

そういえば、先日書いたコードに加えて外部サーバーで動かす場合には

AdobeさんのFlash Playerで動くタイプのコンテンツの場合、Adobeさんの決めたソケットポリシーサーバーも置いておく必要があるんだけども、そのコードもこちらにペーストしておきます。起動方法は前回のtwistdのと同じです。デリミタがくせ者でござったよ。作ったのは多分１年くらい前なので今うごくかどうかはわからない。

#!/usr/bin/python

# coding: utf-8

from twisted.protocols import basic

from twisted.internet import protocol

from twisted.application import service, internet

port = 843

class PolicyServer(basic.LineReceiver):

  # this is not only for sending data but receiving data

  # if you are not sure what you do, do not remove this line.

  delimiter = '\0'

  

  def connectionMade(self):

    print "new a client"

    #self.factory.clients.append(self)

  def connectionLost(self, reason):

    print "lost a client"

    #self.factory.clients.remove(self)

  def lineReceived(self, line):

    print "received ", line

    if(line == '<policy-file-request/>'):

      self.sendPolicy()

  def sendPolicy(self):

    print "sendPolicy"

    message = """

<?xml version="1.0"?>

<!DOCTYPE cross-domain-policy SYSTEM "/xml/dtds/cross-domain-policy.dtd">

<cross-domain-policy>

<allow-access-from domain="testtesttesttesttest.jp" to-ports="50000" />

<allow-access-from domain="*" to-ports="10000" />

</cross-domain-policy>

"""

    self.transport.write(message + self.delimiter)

factory = protocol.ServerFactory()

factory.protocol = PolicyServer

factory.clients = []

    

application = service.Application("chatserver")

internet.TCPServer(port, factory).setServiceParent(application)