少し前にRIAコンソーシアムのセミナーで「携帯FlashはRIAをどこまで提供できるか」という題で喋らせていただいたのですが、その内容の中にあった「Flash Lite企画・開発の上で把握するべきこと」について、もう少し詳しくしてこちらのブログに書こうと思います。
これから携帯Flashがサイトで利用されるケースは多くなり、制作者である僕やうちの会社が生き延びて行くには十分な、マーケットができていきそうな感じがしてます。そろそろまともに多くの人が取り組んでくれた方が、結果的に自分にとってもプラスになるような気がしているので、わかっている範囲で情報を提供しようと思っているわけです。どうせ大した話ではないですが。
携帯のFlashは今までPC用のサイト作りでやってきたようなFlashとはかなり違う部分があり、PC用のFlashを作ってきた人でも知らない人は全く知らないことだと思います。いざウェブサイトを検索しても制作に関する情報はすくないと思います。また仕様上不可能な企画で盛り上がっている人がいるようにも思います。
まず今回は触りのところで「Flash Lite企画・開発の上で把握するべきこと」の分類をば。
大きく分けるとポイントは3つです。
1.Flash Liteの仕様を把握する
これはAdobe Flashに同梱される標準ドキュメントで把握できる最も基本となる知識です。
2.キャリアの制限を把握する
これは、キャリアの開発者向けサイト
もしくは、Adobeの開発者向けサイトにも特定のキャリアについての情報が置かれている場合があります。
これは大事なところで、ここを無視して、Flash Liteの仕様だけ把握してなんらかの企画をでっち上げてしまうと、いざ制作者に発注しようとすると、「できません」と言われてしまうケースが考えられます。自分で把握するのが無理な方は、まず企画をする前に発注先候補の制作者に実現可能かどうかというのを聞くのが一番だと思います。
3.機種依存を把握する
これはキャリアのサイトで見られる端末についての情報
または、もし公式コンテンツプロバイダなら特別に詳しい情報が得られるかもしれません。
さらに、機種の情報が載った雑誌もあります。
ここは、実際に制作をする人が把握するべきところです。
次回か、その後かもしれませんが、徐々にこの3つについて詳しく書いて行こうと思います。
とかいって全然やらなかったりして
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