Papervision3DというFlash用の3次元ライブラリを知って以来、久しぶりに面白く、ちょっと仕事の合間に作ったりしていたのですが、いつからかAway3Dの方がいいなあと思いはじめ、そちらを使うようになりました。それは見た目上、目的の質感が出せたからです。
去年からか、徐々にウェブサイトで3Dものを見かけるようになって、最近は、あ、これも立体か、と思うくらいに増えてきた感じがします。たぶんブログでクチコまれたり、雑誌に取り上げられたりして、自然に耳にはいってきたということなのかもしれません。あとPapervision3DのMLやら、Flashの3D技術についてウェブサイトを見ているから、いろいろ目にはいてきたというだけかもしれません。
立体を表示するソフトは、今まで沢山ありましたが、Flashで立体ということの良さは、一言で言えば多くの人が閲覧できるということにつきます。
そいで、立体を使って何がいいことあるのか、というと。
1.普段見かけない新鮮なインターフェイスを実現できる
2.なんとなくその場の空気や雰囲気を伝えることができる(セカンドライフでお風呂に入っていると、本当にお風呂に入っているような気分になるのですが、そういう気持ちにさせられるのはやっぱり立体だからだと思う)
3.物体の形状を伝えることができる。特に建築物とか、店頭に並んでいない製品とか。
といったところでしょうか。
自分は多分あんまりFlashのウェブサイトを見る方ではないと思うのですが、Flashの3Dをつかったサイトを見ると、ああ、こんな風に使えるのかというイメージがわくのではないかということで、印象に残っている物を。
lab.mathieu-badimon.com
Papervision3D やfAway3D ではなくFIVe3Dというので、僕は使ったことは無いですが、この質感は僕はとても好きで、「わーきれいだな」と何度も見たくなってしまいます。多分自分がこういう質感フェチなのか。
note.x 富士山再び
こちらのブログの著者さんのことは存じませんが、いろいろと立体のコンテンツを試しに作られていて、いつも「へーこんなことできるんだ。」と参考にしたりしています。日本語サイトでAway3DでGoogle検索するとあまりでて来ないのて、こちらは数少ない国内サイトなのではないでしょうか。
mars
Flashで立体というとPapervision3Dが最もユーザーが多そうに思います。また地球を立体で描く試みは他にも見たことがあるような気がしますが、Away3Dで作られたこの地球は美しい質感だと思いました。
ユニクロ HOTELS HOMES SPECIAL CONTENTS Vol.07
これは部屋の中をパノラマ的に、QuickTimeVR的に見せるもので、ユニクロのhotels homesの製品が、部屋のあちこちにあり、それをクリックすると商品の詳細が表示されます。これ、Papervision3Dを使っているんじゃないかと思うのですが、本当のところは知りません。こういったパノラマは「空間」を見せられるので、それをうまく商品の紹介に使った例だと思いました。
Sony Walkman REC YOU.
Sony Bravia
EYE-PROJECT BY KDDI
ソニーブラビアとソニーウォークマンのサイト、そしてKDDIのは、意味はわかってないというか、理解するまで見ていないのですが、ともかくインパクトは強く「うわ、すげー、なんかワクワクする!」と思わせるものだと思います。こういうインパクトのあるコンテンツを作れる人はすごい。3Dだからというより、インパクトを高めるに3Dが一役買っているという感じです。
建物
僕も3Dを使って、建物を俯瞰するという目的で実験的にコンテンツを作ってみました。ものすごく重いのでマシンが固まるかもしれません。なので心配な方は見ない方が良いです。ちっとも「すごくない」感がいかにも自分らしく、残念なデモです。
Flashで3Dするときに使えるオープンソース(他にもあるけど上記のURLのコンテンツで使われているもの)。
Papervision3D
Away3D
FIVe3D
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