マスメディアから得られる情報は、情報発信者の利益になるものであり、それが自分にとって不利益になることであっても流れてくる。または、知っておいた方がよい情報を教えてもらえないことがある。
利益になる情報しか流さないのは、口頭での会話だって、ビジネス上のメールだって、個人ブログやウェブサイトだって同じだと思うけど、テレビのチャンネルが少ないのに対して、ブログの数は無数にあるため、利益のあり方が多様だ。テレビ、新聞、雑誌などが、広告主、政治家、暴力団といった権力を敵にまわさない範囲で発信する情報よりも、そういった権力を意識しないか、反逆するように個人がエントリする情報たちは、とても大きな財産だと思う。
自分はたぶん約10年前くらいからウェブやメルマガを見はじめたと思うけど、そういったことについてつい最近まで意識してこなかった。どこで変わったかというと映画「それでも僕はやっていない」を見て以降だと思う。なんとまあおそいし、ミーハー(死語?)なのですが。
あの映画を見てから、自宅に戻ってきて、様々なサイトを検索などで探して見始めたときに、やっと世界は恐ろしいところなのだと感じた。自分がその程度のものだから、えらそうなことは言えない。しかし、この問題の改善のために何か寄与するのは、やぶさかではないと思っています。
ちなみに、このブログなんてのは、名前もどこにも書かれていないし、何を利益にしているのか全然わからないから、信用ならない情報の最たるものかもしれません。
最近見て「えーーほんとかよ」と思った映像:
「どうしてバカさ?」と聞いたら、ウーマンリブを後押しした理由は、課税できる人口を増やす。子供を親ではなく学校が教育する。その2つだという回答。「それまで僕の考えではとても高潔なことだった。」という当たりは、とても新鮮(←これ適切な日本語だろうか)
「ロックフェラーの友は、911を事前に予告した」 アーロン・ルッソ_インタビュー
http://video.google.com/videoplay?docid=-1706395006605493185&hl=en
もし僕が何かをわかっていないようなら『知らねーの?』って言ってほしいし、もし僕がだまされているようにみえたら『もしかして、信用してんの?』って言ってほしい。それらを言われないように勤めることが、メディアからの防衛法じゃないかと、今のところ思う。
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